菊地利衛 活動日誌!!

働きたい職場がある、安心して子育てができる そんな角田を

私の1票は ~宮城県議選(角田・丸森)~

 角田市議選が終わったかと思えば、次は宮城県会議員選挙だ。角田市丸森町合わせて定員1名。現職と新人の一騎打ちになる様相らしい。

 昨日、現職候補の事務所開きがあったので、どんな考えを持ってこれまでやってきたのか、今後どんな考えで議員活動をするのかを聞くために200名くらいの支持者が集まった会場を訪れた。

 国会議員の先生、他地区選出の県会議員、角田市丸森町両首長、議長、支持団体など10名以上が来賓挨拶で現職候補者を褒めちぎっていた。本人を含め、1時間以上の挨拶だった。

 その中で気になったことが何点かあった。

①現職議員の功績として、令和元年の台風被害からの復旧・復興を強調した発言が目立った。本人もそのことを強調していたが、ひとりの県議の功績であろうはずがない。

②某国会議員の挨拶では、相手候補の誹謗中傷だけに終始した。公の人間が、ましてや国会議員が発言すべきではない。人間性を疑うような発言だった。

③現職候補の挨拶で発言してほしかったのは、「角田市丸森町の未来をどのようにつくっていきたいのか」だったが、残念ながら一言もなかった。県議といえども政治家なので、明日の角田市丸森町について熱く語ってほしかった。

④激しい選挙戦になるとの発言も目立った。すなわち、まちを2分する選挙になるかもしれないと言うことを意味している。そんな中で、「私が選挙対策本部長になります」と発言した人がいる。驚きの発言だった。なぜなら、角田市長の言葉だったからだ。選挙対策本部長とは、「候補者を全面的にバックアップする役割で、対外的な折衝などをする選挙事務所の代表」だ。多忙を極める重要な立場だ。角田市長がまちを2分する選挙の片棒を担いで良いのか?市長としての公務はおろそかにならないのか?そんなことが頭をよぎった。

 もう一方の候補者の集会日程は分からないが、是非聞いてみたい。どちらが疲弊する角田市丸森町のために働いてくれるのか。どちらが、住民の意見を吸収し発信できるのか。角田市丸森町の未来をどのように考えているのか。

 私の1票は、過去ではなく、未来を考えている人に投じたい。