阿武隈急行線は、今、経営不振にあえぎ、存続の危機に立たされています。福島県、宮城県、沿線市町が構成員となり、阿武隈急行線の今後のあり方を検討する会が発足しました。その背景には、沿線市町の人口減少や2019年東日本台風による被害で長い期間運休になったこと、新型コロナ感染拡大などにより、利用者数はピーク時の325万人から2021年は約半分の170万人まで落ち込んでいることがあげられます。
現在は、沿線自治体がいろんな形で支援しているので経営維持できていますが、財政的に厳しい折り、継続できるのかどうかが問われています。
しかし、沿線市町、特に角田市、丸森町にとってはまちの活性化や住民の足の確保のために必要不可欠な存在です。
我々議員はもちろんですが、市民の皆さんも、国、県、沿線自治体の長に対して「阿武隈急行線の存続」に向けた声を上げていかなければなりません。