菊地利衛 活動日誌!!

働きたい職場がある、安心して子育てができる そんな角田を

角田・丸森の発展はどこに!!

昨日、角田・丸森選出県議及び宮城県知事のセミナーに参加してきた。角田市の未来をどのように語るのか大変興味があったが、残念ながら「未来」の「み」もなかった。500名入る田園センターの6割程度の席を埋めた角田市民及び丸森町民はどのように感じたのだろうか。90分の間、県議の一般質問内容と知事のデジタルフォーメーションの進め方の話は、セミナーを受けている側からすればわざわざ夜間出かけて聞く内容ではないと思うのだが・・・。

宮城県は、県内企業から「みやぎ発展税」と称して、年70億円前後を法人税に上乗せして徴収している。その税金を大手自動車工場などの誘致に活用し、当初の目標であった「県内総生産額10兆円」を達成した。

しかし、問題なのは誘致した大手自動車工場やその関連企業は、県内の一部の地域に集中し、それ以外の地域にはほとんど恩恵を被っていないことだ。特に、仙南地区と言われる地域には、この税金を活用した企業誘致は実質ゼロ。

角田市議会において、市当局にこの点を指摘し、「みやぎ発展税」を県南、特に角田市に回してもらうように要請した。角田市の雇用を確保するため、さらに企業誘致が必要なのだから・・・。

そういうわけで、特に県知事からは、県南、特に角田・丸森の未来のために「みやぎ発展税」を活用する話をしてほしかった。疲弊する角田・丸森のために!!