阿武隈急行線は、福島県福島駅から宮城県槻木駅まで阿武隈川沿いに走る第3セクターの鉄道です。なだらかな流れ、急峻な岩場、柿やリンゴ畑、水田など四季折々の素晴らしい景観の中を、地域の大切な足として走っています。
ところが、2019年10月の台風19号により阿武隈川沿いにも大雨。線路はあちこちで寸断されてしまいました。現在、部分開通はしたものの、福島駅と槻木駅は未だに未開通です。「廃止になってしまう・・・？」「バスに変更されてしまう・・・？」など沿線住民の心配の声が聞かれます。
幹線鉄道であれば最優先に復旧するのでしょうが、利用客は年々減少、経営状況も懸念されている中、遅々として進まないのが現状です。
そこで今、沿線住民の声を行政に反映しようと市町を越えて住民アンケートをお願いしています。通勤通学で利用している人、余り利用しない人、高校生などに配布し、どんな形で利用しているのか、どんな風に改善すべきかなどの意見をもらっています。まもなく集計できますので、阿武隈急行株式会社へはもちろん、沿線市町の首長さんにもしっかり受け止めてもらい、一刻も早く全線復旧に向けて尽力してもらうよう要請していきます。
全線開通の暁には、盛大にお祝いしよう！！
それまでに「新型コロナウイルス感染症」押さえ込まれてますように！！
一人一人の「心がけ」が、「一番の特効薬」です。
