若い世代の流出が激しい角田市は、人口減少、少子高齢化が周辺市町より高い割合で進んでいます。
その結果、
①年間の出生数が100人を切った(令和4年度)
②空き家が急増している(約600戸)
③働く世代の人口割合が低く、角田市内で働く約半数は市外から通勤している
④地域産業も衰退傾向にある
などの現象が深刻になってきています。
若い世代が角田市を離れる要因のひとつに、賑わいの場や遊べる、学べる、楽しめる場などがないことがあげられないでしょうか。
ちょうど今、都市計画を見直そうとしていますので、角田駅周辺を「楽しい」をキーワードにした賑わいの拠点化を図るように要請しました。
①駅周辺を賑わいの拠点にすべく民間の資本、技術などを活用すること
②駅の西側を工業用地として開発すること
③駅の西側を住宅地として開発すること
④駅の東側に遊べる、学べる、楽しめる複合施設を誘致すること
このことによって、角田駅周辺に人が集まるようになることは、阿武隈急行線の存続にも大きな力を発揮できるものと確信します。角田市の未来のために、若い世代がひとりでも多く角田市に住み続けるために、英断を求めるものです。