水防訓練中
例年、梅雨も末期になるとゲリラ豪雨がやってきて甚大な被害をもたらす。最近は、ゲリラ豪雨でなく線状降水帯と言うらしい。今年は、北部九州そして秋田県がかつてないほどの被害を被った。従来、北日本は、今の時期の水害は少ないのだが、これも温暖化が影響しているのだろうか。
角田市も、盆地地形と阿武隈川が縦断しているため水害に弱い。数年前の東日本台風では、死者も出るほどの被害があった。二度と同じような被害を受けないために、堤防の嵩上げや止水壁の設置、排水能力アップなど急ピッチで進めているが、自然の力はそれらをも超える。
そんな時のために、先日角田市水防団による水防訓練が、阿武隈川堤防内で行われた。土のう積み、シートによる漏水防止など、大災害を少しでも減らすための訓練だ。このような地道な訓練こそ、いざという時に力を発揮する。私も、１０年前くらいまでこの訓練に参加していた。昭和６１年のゲリラ豪雨の時は、土のう積みを実際に行った。
こんなことを書いているのは、市民の生命財産を守るために訓練している人たちがいることを知ってもらいたいためだ。上の写真は、炎天下での訓練の様子。ご苦労様！！
