子育て支援策で小・中学校の学校給食費無償化が、全国の自治体で実施あるいは検討されている。国においても、異次元の子育て支援の中でこの課題が議論の対象になっている。
子育て世帯への様々な角度からの支援は、国の未来を担う人財を確保することにつながる重要な課題だ。そのために、誰もが安心感して子育てできる環境を作ることは、国や自治体の責任だからだ。
国の異次元の子育て支援の全容が未だ見えないが、地方自治体としても最優先課題で取り組む必要がある。
角田市においても、やっと重い腰を上げた。妊娠・出産に対する一時金増額や小・中学校の給食費無償化が柱になっている。この件に関しては、何回も要請してきたことだ。特に給食費は、完全無償化を早期に実現するよう求めてきた。
出てきた答えが、第２子以降の給食費無償化だ。１歩前進したことは評価するが、姑息なやり方だと言われても仕方ない。子育て支援は、優先順位が第１位でなければならないからだ。完全無償化に向けて、今後も取り組んでいきたい。
