角田市の観光といえば何を思い出しますか?
先日、隣町の高校生10名と話し合いの場を持った際、「角田市には何もない。よそから来た人をどこに案内すれば良いのか」という話が出た。
角田市の観光といえば何を思い出しますか?
先日、隣町の高校生10名と話し合いの場を持った際、「角田市には何もない。よそから来た人をどこに案内すれば良いのか」という話が出た。
宮城県議選角田・丸森区は、定数1に対し現職、新人の一騎打ちになった。どちらを応援するか、私も政治家の端くれとして態度を決める必要があったことから、両者の事務所開きにいって候補者の発言や事務所の雰囲気を感じ取ってきた。
現職Y氏の方は、大政党の国会議員や県議会議長、地元の両首長、経済団体、多くの市議などが集まり、賑やかなものだった。一方、新人T氏の方は、市議会議員2名のみ。あとは市民・町民だけで、集まった人数もやや少ないと感じた。
問題は、何のために立候補するのかだ。現職Y氏は、過去4年間の実績ばかり(実績とはいっても県会議員個人の実績ではなく、国、県の事業)、疲弊した角田・丸森の未来については、一言もなかったばかりか、相手候補が県政に送り出されたら阿武隈川の治水工事などの計画が振り出しに戻るとまで発言している。何を血迷っているのかと言いたい。残念極まった。
一方新人のT氏は、過去の実績がないので当然だが、人口減少、少子高齢化などで疲弊する角田・丸森を元気にするため雇用の創出などを訴えていた。
角田・丸森の未来を託すのはどちらが良いのか。私は、過去にしがみつく候補より未来を切り開く候補を選びたい。
私が暮らす北郷地区で、10月8日実に5年振りの運動会が開催された。令和元年東日本台風被害を乗り越え、新型コロナ感染症に打ち勝ち、約300名の地区民が一堂に会し、玉入れなどの競技に汗を流した(?・・汗を流すほど出なかったかな)。
当初は、何人が集まるか不安視もされたが、300名という数字は以前と比べても遜色ない。競技もさることながら、久々に顔を合わせた人もおり、運動にコミュニケーションに意義深い1日になった。このようにひとつのことを皆で成し遂げること、コミュニケーションを繁くすることは、先の台風被害の時のような災害や有事の時に大いに役立つ。防災にも一役買うことになる。
まずは、楽しい時を皆で過ごせたことに感謝したい。
10月2日、角田市議会議員改選後初議会が開催された。目的は、議長など役職を決めることだ。
どこの世界にもあるように、角田市議会においても多数派工作というものが行われる。詳しくは書けないが、この役職はあなたにやるからこの役職を俺にくれ・・・こんなやりとりで自分の信念を捨て多数派に仲間入りすることも日常茶飯事だ。
今回の議長などの役職選挙の際も、血なまぐさい取引があったと聞く。誠に残念なことだ。
議員は、自分の信念を貫くべきだ。議員活動の中で、市民のためにしっかり働くべきだ。それすらも出来ないのでは、何のために議員になったのか疑われる。
私は、副議長に推す声も聞いたが、議員活動を優先した。これからも、議員として市民に目を向け活動していきたい。
角田市議選が終わったかと思えば、次は宮城県会議員選挙だ。角田市と丸森町合わせて定員1名。現職と新人の一騎打ちになる様相らしい。
昨日、現職候補の事務所開きがあったので、どんな考えを持ってこれまでやってきたのか、今後どんな考えで議員活動をするのかを聞くために200名くらいの支持者が集まった会場を訪れた。
国会議員の先生、他地区選出の県会議員、角田市・丸森町両首長、議長、支持団体など10名以上が来賓挨拶で現職候補者を褒めちぎっていた。本人を含め、1時間以上の挨拶だった。
その中で気になったことが何点かあった。
①現職議員の功績として、令和元年の台風被害からの復旧・復興を強調した発言が目立った。本人もそのことを強調していたが、ひとりの県議の功績であろうはずがない。
②某国会議員の挨拶では、相手候補の誹謗中傷だけに終始した。公の人間が、ましてや国会議員が発言すべきではない。人間性を疑うような発言だった。
③現職候補の挨拶で発言してほしかったのは、「角田市、丸森町の未来をどのようにつくっていきたいのか」だったが、残念ながら一言もなかった。県議といえども政治家なので、明日の角田市・丸森町について熱く語ってほしかった。
④激しい選挙戦になるとの発言も目立った。すなわち、まちを2分する選挙になるかもしれないと言うことを意味している。そんな中で、「私が選挙対策本部長になります」と発言した人がいる。驚きの発言だった。なぜなら、角田市長の言葉だったからだ。選挙対策本部長とは、「候補者を全面的にバックアップする役割で、対外的な折衝などをする選挙事務所の代表」だ。多忙を極める重要な立場だ。角田市長がまちを2分する選挙の片棒を担いで良いのか?市長としての公務はおろそかにならないのか?そんなことが頭をよぎった。
もう一方の候補者の集会日程は分からないが、是非聞いてみたい。どちらが疲弊する角田市・丸森町のために働いてくれるのか。どちらが、住民の意見を吸収し発信できるのか。角田市・丸森町の未来をどのように考えているのか。
私の1票は、過去ではなく、未来を考えている人に投じたい。